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読みが二つ以上ある四字熟語

読みを複数もつ四字熟語は、意外とたくさんあるようです。 中学国語教材でよく扱われるものを中心に、比較的なじみのあるものをピックアップしてみました。 悪逆無道(あくぎゃくむどう/あくぎゃくぶとう) 安心立命(あんじんりゅうみょう/あんしんりつめい/あんじんりつめい/あんじ...

2013-08-04

誤解によって別のものが死んでしまうという怖い話

危篤状態のわが子の回復を願う父親が、「神様。どうかこの子の父親の命と引き換えにお救いください」と祈ったところ、隣家の親父が死んじゃったというブラックジョークがありますが。   赤字の入れ方の見本(PDF) 左上辺りに「点検」→「チェック」→イキとあります。 【編集実技:校正赤...

2013-07-21

トルツメの書き方あれこれ〔縦組・2文字以上の修正〕

今回は2文字以上のトルツメ編。 ( 1文字編はこちら ) 前と同じく自分が見たことのあるものだけをご紹介。 ※「トルツメ」の文字は省略しています。 1文字編と分けたのには、何かの意図があったはずなのですが、時間が空きすぎて忘れてしまいました……。全く代わり映えがない...

2013-07-15

トルツメの書き方あれこれ〔縦組・1文字の修正〕

ある学校で作られたテストの設問文が、「次の問いに答えなさいよ」とツンデレになっていたとかで、ネットにアップされていました。 自分も製品になる前のゲラで、同じものを何度か見たことがあります。 設問文の全差し替え(「答えよ」→「答えなさい」)に伴う不完全燃焼。 学参あるある...

2013-06-10

気づいた途端、漢文に見えてきた

そういえば、「誰得」は、「いったい誰が得をするのか。いや、誰もしない」ちゅう反語じゃな。 若者言葉もなかなかおもしろいわい。ほっほ。

2013-06-05

プロならここまでできるようになりたい! 文章校正の実例

専門的な内容ですが、構文の欠陥としては一般的。どこでも見かける“おかしな文章”が並んでいます。この仕事は、「校正」より「校閲」というほうが適当ですね。 校正の実例 校正の実例2 修正前の文章を読むと、理解できないのは自分の知識不足のせいなのだと思ってしまいますが、修正...

2013-06-01

意外と表内訓だったりする日付けの読み

知らないうちにうちの記事にリンクが張られておりました。  いつ習うの? - Yahoo!知恵袋 「ここのか」「とおか」についての回答に誤りがみられますので、ここに正しい説明を書いておきます。 「九(ここの)」「十(とお)」「日(か)」、これらは本来的な読みであり、音便...

2013-05-23

網戸の汚れをカンタンに落とすアイテム

空気の汚いところに住んでいるので、うちの網戸は短期間で真っ黒になります。 が! 以前、消臭目的でご紹介した ピリカレスプレー を吹きつけると、すぐにすっきりさっぱり。 早く掃除を終わらせたい寒い冬の日などには、特に重宝します。 使い方は簡単。 スプレー液が逃げてしまわ...

2013-05-19

「接続詞」ではなく「接続語」とする

説明・論説・評論文で、必ずといっていいほど出題されるのが接続語の問題。 そのほとんどが、以下のような空欄+選択肢の体裁になります。 問一 空欄A~Dにあてはまる接続語として適当なものを次の中からそれぞれ選べ。   ア しかし  イ 例えば   ウ さらに  エ したが...

2013-05-10

拗音 校正記号 縦書き

ご訪問者様の検索語句に回答するシリーズ。 今回は、「拗音 校正記号 縦書き」。 赤字見本を作成しましたのでご覧ください。   「ヤ」をナミからステに修正、下は拗音の「や」を挿入しました。 (この記号は、拗音だけでなく、促音にも用います。) 下の挿入記号の始点は、...

2013-05-06