初心者から自称ベテランまで意識しておくべき編集・校正のプロセス
校正の重要ポイントが非常にわかりやすく、的確にまとめられています。 初心者の方や、責了が出ているのに本文を差し替える、校了しているのに瑣末な装飾を趣味的に変更する、だらだら手を入れ続けて7校・8校当たり前になってしまっている「発散型」の版元の方々には特におすすめです。 「こ...
校正の重要ポイントが非常にわかりやすく、的確にまとめられています。 初心者の方や、責了が出ているのに本文を差し替える、校了しているのに瑣末な装飾を趣味的に変更する、だらだら手を入れ続けて7校・8校当たり前になってしまっている「発散型」の版元の方々には特におすすめです。 「こ...
「マガリャンイス」は「曲がらん椅子」にこじつけて覚えるんだろうか、やっぱり。 「いい国」だった鎌倉幕府の成立 最近は「いい箱」が新定番│NEWSポストセブン 6、7年前だったか。 「鎌倉幕府の成立は、昔は『いい国』だったけど、今は『いい箱』なんですよね」と社会科のスタ...
以下は、テレビ番組のナレーションを書き起こしたものです。 その生涯をシルクロードに捧げた画家・平山郁夫。 1930年、瀬戸内海に浮かぶ生口島の生まれ。 ア 幼い頃から家の裏山に登り、海を眺めてすごした。 イ その神秘的な静けさ は少年の心に強く残り、のちの美意識の原点と...
ある日、トイレの床に雫が出現。天井から落ちている様子はなく、触れるとやたら粘つく謎の液体。何だこりゃ。 発見するたびトイレットペーパーでむしりとっていましたが、やがて便器の中にだら~んと垂れ下がってくるようになりました。 あまりにもその場に似つかわしい色と形状なので、事情...
自分なりに修正してみてから、回答を読むとええと思うぞな。 それにしても日本語の達者な異国の方じゃのう。 また校正していただけませんか。よろしくお願いいたします。| OKWAVE 日本語を正してほしいちゅう要求じゃというに、No.4の御仁のように「『樋口一葉』と『紫式...
ご訪問者様の検索語句に回答するシリーズ。 今回は、「差し替え 校正記号」「赤字 サシカエ 書き方」。 組版的には トルツメほか赤字の入れ方 にあるような書き換えの記号(○で囲み引き出し線をつける)をサシカエ記号というようです。 確かに、1文字でも差し替えには違いありません。が、...
次は、国語教材によく見られる「揺れのある設問文」を模して作ったものです。 あとの 見本文体 を参照して、揺れを修正してください。 次の(1)・(2)の □ にそれぞれ共通する漢字一字を入れ、慣用句を完成させなさい。 (1) □ につく □ が高い □ にかける ...
ご訪問者様の検索語句に回答するシリーズ。 今回は、「校正士は誰でもなれる?」。 某知恵袋に投げ込んだら、大いに荒れそうな質問です。 「誰でもなれる」を額面どおりに受け取って、「誰にでもなれる職業なんて存在するわけがありません!」と髪を逆立てる人が目に浮かびます。 プ...
「こだわる」の意味は、「気にしなくてもよいような些細なことに心がとらわれる」。 デジタル大辞泉では、この意に加えて、「近年、『一流の材料にこだわって作った料理』のように、妥協しないでとことん追求するような、肯定的な意味でも用いられる」と書き添えられています。 けれど巷を見れ...
国語教材における原本照合といえば、読解問題の本文とその原典の引き合わせが定番です。 国語校正なら、まずはここからスタートすることが多いでしょう。 照合には集中力や注意力、長文なら根気も必要ですが、齟齬のチェックだけなら、意外とインターンの学生でもやりこなしてしまうものです。...
以下の設問は、中学3年生向けの国語教材を想定して作ったものですが、解説の内容が好ましくありません。 文節分けが理論的に理解できるよう修正してください。(文字数は自由です。) 問 次の文は、いくつの文節から成り立っているか。漢数字で答えよ。 近所の公園で子どもたちが元気...
以下は高校の国語テストを想定して作った出来損ないの設問です。 解き直し校正を行い、再考・修正すべき問題点を簡潔に指摘してください。 次の文章を読み、あとの問いに答えよ。 ある日の暮方の事である。一人の下人(げにん)が、羅生門(らしょうもん)の下で雨やみを待っていた。...
校正用語の「ステ」は、捨て仮名のことのようです。 つまり、拗音・促音の小さい文字。 ナミに対して使われることが多いんじゃないでしょうか。 自分は現場で一度も見たことがありませんが。 以前もご紹介 しましたが、改めて参考サイトのリンクを張っておきます。 タイポグラフィあ...
ご訪問者様の検索語句に回答するシリーズ。 今回は、「傍線をとる 校正 見本」。 校正者やゲラの状況によって、意外と書き方にばらつきがある赤字ですが、 学参の一般的な体裁 はこんな感じでしょうか。 (【追記】文字列に付く線は「ケイ」ではなく、横線は「下線」、縦線は「傍線」...
こちらの本については不明だが、ライターが独断で剽窃した文章を編集者がオリジナルと思い込んで、うっかりそのまま市場に出してしまう事故は実際にある。 ゴマブックスに僕の原稿が丸々パクられました。 (※こちらの記事は、現在削除されている模様) 剽窃の確認は、編集者や校正者が、と...